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【Y.O(参)】
というわけで
花鈴小屋・リビング。
某所にてなかなかの掘り出し物を拾った。こいつや。売り物にはもってこいやろ?(--)
がしっと、ご主人様が猫を掴むよーにして差し出されるは、拘束されてる悠花。
悠花「うぅぅ……(;;)」
花鈴「う、売り物……って(xx)」
うむ。そこで貴様に相談なのだが。どこかにこんにゃろうを高く売り払えるところはないだろうか? てめぇみてぇに乳でけーし、実用性充分だぜ!(--)
はぁ〜と深いため息をつく花鈴。かなりあきれ果てている。悠花とご主人様の間にどーいうことがあったか、何となく想像が付いている。
花鈴「もぉ……。何考えてるんですかぁ。そんなことしちゃダメですよぉ(xx)」
ちっ(--#)
悠花「……(;;)」
そして花鈴は、見知らぬ女の子をご主人の魔の手(?)から優しく解放してあげたのだった。
花鈴「ごめんね。大丈夫?(;;)」
悠花「……うん。えっと(;;)」
花鈴「ご主人様、あんな事云ってるけど。悪気は……ないと思うの。だから、許してあげて(xx)」
あるぞ。悪意が果汁百パーのように満タンやぞ。レギュラー満タンやぞ。何ならハイオクでも灯油でもいいぞ(--)
花鈴「ご主人様っ!(xx)」
悠花「……ふにゅ〜(・・)」
花鈴の顔をじーーーっと見つめる悠花。
花鈴「な、なにかな?(^^;;;)」
悠花「……ママ、でしょ?(・・)」
……の、若い頃。
花鈴「……え?(^^;;;;)」
あー。云い忘れておった。そいつ、おめーの娘やからな。成長しておめーと同じぐれーの歳みたいだが(--)
花鈴「……ええっ!? Σ(・・;;;;;)」
さすがにびっくりする花鈴。
貴様というでかちちと、悠希という熱血ショタ野郎が互いに激しくがっつんがっつんぎしぎしあんあんした結果、このような娘が生成されたのじゃよ(--)
悠花「そ、そんな云い方しないでくださいよぅ〜!(//-//;;;;;)」
花鈴「え、えっと……。あの。その……(//-//;;;;;)」
悠花「ま〜ま♪(^^)」
ぎゅっ♪
人懐こく花鈴に抱きつく悠花。
花鈴「……(//-//)」
悠花「えへへ〜(^^)」
当然の事ながら、動揺しまくる花鈴。
ぎゅ〜〜〜♪
悠花はかなり甘えん坊な性格のようだった。そんな時。
……む。近くの時空に時空怪盗戦士スピルパンの野郎の気配を察知したぞ! ちょっくら倒しに行って来るッ!(--#)
花鈴「は、はい〜(・・;;;;)」
そいつの処分は戦い終わってからどーにかしてくれる! すぐに戻ってくるからまっとれィ!(--#)
悠花「はぁい。行ってらっしゃい〜(^^)」
では行ってくらぁ! 出撃ィッ! 絶対に逃がさん!( ̄□ ̄#)
大型ビームライフルを持って、変形して出撃していくご主人様。
ふっ
花鈴「行っちゃったね(・・)」
悠花「ね〜(^^)」
取り残された二人。
花鈴「……チョコパイ、食べる?(^^)」
おやつに用意していたチョコレートパイ。
悠花「うんっ!(^^)」
花鈴「じゃ、お茶いれるね(^^)」
悠花「ありがと〜(^^)」
暖かくておいしい紅茶をいれてくれる。
ぎゅっ♪
花鈴の側から離れない悠花。
悠花「ふ〜にゅ〜(^^)」
花鈴「あは。悠花ちゃん、どうしたの?(^^;;;;)」
悠花「やっぱりママ優しい〜。大好き〜(^^)」
花鈴「ふふ。悠花ちゃんったら(^^)」
悠花「パパにも会いたかったなぁ。ちょっと残念〜(・・)」
ご主人様は、すぐに戻ってくると云っていたから。
花鈴「ぱ、パパって……。ひぅぅ(//-//)」
悠花「ふにゅにゅん♪(^^)」
花鈴とうり二つな女の子、悠花。
悠花「あ〜んっ♪ あむあむ♪ チョコパイおいし〜♪(^^)」
大人しい花鈴に比べて、無邪気な元気娘といった感じの悠花。
花鈴「ふふ(^^)」
みているだけで微笑ましくなるような、そんな二人。
ご主人様が戻ってくる短い間だけど
とても楽しい時間を過ごしたのだったとさ。
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