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【里に来た!】





あー。つまらんな(--)
ある日のこと。ご主人様が前回と全く同じみたいに暇そうにしていると。
む。あれは、うちのアホ猫とあろうず改ンとこのバカ犬じゃねーか(--)
鞠音「みゃー(^^)」
毬奈「わふわふ〜( ̄ω ̄)」
猫娘の鞠音と、犬娘の毬奈が向こうの方に見えた。
……。そうだッ!(--;;;;;)
彼女たちを見ていて、何かがひらめいたご主人様。





そして……。





鞠音「こんにちはだみゃー(^^)」
毬奈「こんにちはわふ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「犬猫商会の鞠音だみゃ!(^^)」
毬奈「犬猫商会の毬奈わふわふ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「春が来たみゃー!(^^)」
毬奈「春が来たわふよ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「山に来たみゃ!(^^)」
毬奈「里に来たわふよ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「……。里って、どんなところなんだみゃ?(・・)」
毬奈「えっとわふね〜。……きっと、里芋がいっぱい生えてるとこわふよ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「そうなのかみゃ! ……でも、里芋ってどんな芋だみゃ?(・・;;;;)」
毬奈「里芋は、里に生えてるお芋わふよ〜( ̄ω ̄)」
鞠音「だから、その里ってどんなところなんだみゃ!(--;;;;)」
毬奈「里は、里芋がいっぱい生えてるとこわふよ〜( ̄▽ ̄)」
鞠音「だから、里芋ってどんな芋なんだみゃって聞いてるんだみゃっ!(;;#)」
毬奈「里芋は、里に生えてるお芋わふよ〜( ̄▽ ̄)」
鞠音「みゃーーーー! だからだからだから、その里に生えてる里芋はどんな芋で里はどんなところかみゃって聞いてるんだみゃバカーーーー!(;;#####)」
毬奈「里は〜おいしい里芋がいっぱい生えてるところわふよ〜。里芋は里に生えてるお芋わふ〜。煮っ転がしがおいしいわふよ( ̄ω ̄)」
鞠音「ふみゃーーーーーーーっ! だからだからだからだからっ! その里に生えてる里芋はどんなところで里ってどんな芋なんだみゃああああああああって聞いてるんだみゃあたしのニセモノっ!(;;#######)」
毬奈「ニセモノじゃないわふ。毬奈わふ〜。里芋は〜おいしい里芋に生えている里わふよ〜。里は〜里芋に生えてる里芋わふよ〜( ̄▽ ̄)」
鞠音「んみゃあああああああっ! もう里だか里芋だかさっぱりわっかんないみゃあああああああっ!!!!!(;;######)」
やかましいっ!(--#)

すかーーーんっ!

ご主人様が投げつけたゴミが鞠音に直撃するのだったとさ。
鞠音「んみゃっ!?(;△;;;;;;)」
毬奈「わぅ?( ̄ω ̄)」
つまんねーーーーぞ! 金返せやこるぁ!!!!(--####)
鞠音「うっさいみゃ! あんたがやれって云ったからやってるだけみゃっ!(;;#)」
黙らんかいボケ! ったく。折角、俺もお笑いブームに乗じて、貴様らを鍛えて新感覚の獣娘系漫才コンビとして売り出して一丁大儲けしよーーーぜぃって思ったのに。貴様らなんぞ使い物になるかいアホ!(--####)
鞠音「そんなこと知らないみゃっ! 約束の魚肉ソーセージよこすみゃっ!(;;#)」
魚肉ソーセージで釣られて漫才をやることになったらしい鞠音。
そんなもんあるかっ! 口から出任せに決まっておろうが!(--####)
毬奈「ビーフジャーキーわふ〜( ̄△ ̄)」
同じく。ビーフジャーキーで釣られて漫才をやることになったらしい毬奈。
鞠音「嘘ついたのかみゃーーーーー!(--######)」

ばりばりばりっ!

うっぎゃああああああああああっ!!!!(--;;;;;;)
鞠音に引っかかれるご主人様。
毬奈「び〜ふじゃ〜き〜ないわふか〜( ̄△ ̄)」
鞠音「あんたなんかこーーーしてやるみゃあああああああっ!(;;#####)」

がぶっ!

うぐおおおおおおおおおおおおっ!!!!(--;;;;;;)
鞠音に噛まれるご主人様。
毬奈「び〜ふじゃ〜き〜もいいわふけど、里芋の煮っ転がし食べたくなってきたわふわふわふふ( ̄ω ̄)」





というわけで。





毬奈「わふわふ。はふはふ。里芋の煮っ転がし、おいしいわふよ( ̄ω ̄)」
鞠音「確かにおいしいみゃ(・・)」
鈴那「おいしいの♪(^^)」
花鈴「あは。いっぱいあるから、おかわりしてね(^^)」
話を聞いた花鈴が、里芋の煮っ転がしを作ってくれたのだったとさ。
おめーも、んな所帯じみたもん作ってんじゃねーや(--#)
花鈴「……だって。でも、おいしいですよ?(^^;;;)」
けっ! こんな粘っこくて出汁がきいてて醤油味のしみこんだ里芋なんて! ……うめーじゃねーかコラ!(--;;;;;)
花鈴「ほら〜(^^)」
鞠音「で、里って何なんだみゃ?(・・)」
ふ。貴様は里のことも知らないのか。やはり所詮はど畜生に過ぎぬな!( ̄ー ̄)
鞠音「バカにすんじゃないみゃーーーー! 教えるみゃっ! そーいうあんたはホントに知ってんのかみゃっ!?(;;#)」
も、もちろん知ってるに決まっているだろうが! 里とは……。さ、佐藤さんが住んでいる地域のことを、里と云うんだよ! 全国共通でっ!( ̄ー ̄;;;;)
花鈴「もう……。また、そういうことを……(xx)」
花鈴の反応を見て、嘘を云ってると気付く鞠音。
う、嘘じゃないぞ。本当……うぐぉっ!!!!(--;;;;;)

ばきょっ!

鞠音「嘘つきなんてだいっきらいみゃーーーーーー!!!!(;;#####)」





猫パンチを食らうご主人様。





毬奈「おいし〜わふわふわふ〜♪( ̄ω ̄)」
鈴那「おいし〜にゃ♪(^^)」
花鈴「ふふ(^^)」





そんな、ほのぼのした一時だったとさ。





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