目次
次の話
前の話



【暑苦しい話】





暑いッ!(--#####)
花鈴「……(^^;;;)」
暑い厚い篤い圧い温い熱いぃぃぃぃぃぃっ! とにかく無駄に暑いってんだよこのやろォっ!(--#)
花鈴「あは(^^;;;;;)」
てめーのその無駄にでかい乳が部屋の空気を暑苦しくしてるっつーんじゃこのぼけ! こっそり乳発電でもしてやがんだろコラ! だから排熱で部屋の空気が高く……(--#)
花鈴「してませんよぉ。そんなこと云わないでください(xx)」
けっ。……しかし、こうも暑いと何もやる気が。そうだ!(--;;;;)
またまた何か涼しくなるようなアイデアが浮かんだようだ。
花鈴「どうしたんですか?(・・)」
こーゆうときは海水浴だ! 海だ!(--#)
花鈴「あ。いいですね〜(^^)」
しかし、ここでまた一つの問題が生じる。海水浴場は無駄に混んでいて泳ぐスペースなんぞありゃしねぇ(--#)
花鈴「しょうがないですよ。みんな泳ぎたいんですから(^^;;;)」
馬鹿野郎! ショウガもワサビもカラシダイコンもへったくれもない! 俺はてめぇだけのゴージャスで快適なプライベートビーチを今すぐ激しく欲しているんじゃい! 庭先にエメラルドグリーンな海が広がっていてなおかつきれーな砂浜と真っ赤な太陽とパラソルとトロピカルなジュースと海の家のまずい焼きそばとかカレーと半端にぬるいラムネ! これに勝るものはない!( ̄□ ̄#)
花鈴「そんなこと云われても(xx)」
ふっ。……任せておけ。海がなけりゃプールに入ればええんや。それも海みてーなでっけーのをな! 俺が一丁自前のをこさえたろ( ̄ー ̄)
花鈴「この前みたいなことはやめてくださいよ?(xx)」
ふふふ。地球をちょっとだけ太陽から遠ざけたときのことか? あんな無謀なことはもうやりゃあせんさ。今度のは絶対大丈夫!( ̄ー ̄)





と、ヤケに自信ありげなご主人様だったが。





っしゃあ! 一丁掘るぞ! さぁこい俺の海ッ!( ̄ー ̄)

だががががっ!

掘るぞ掘るぞ掘るぞおおおおっ!( ̄ー ̄)

だががががががががっ!


うるぁあぁあぁああああああぁっ!( ̄ー ̄)

だががががががががっ!

花鈴「……(xx)」
とりあえず、闇雲にシャベルで掘り出したのだったけど。





数分もしないうちに。





だあっ! 全然穴がでっかくなっていかねーじゃねーか! これじゃいつになったら俺の素晴らしきかなプライベートビーチができるってんだよこの腐れアホボケ!(--#)
花鈴「……もぉ(xx)」
勝手に飽きて切れているのだった。
ぐぐ……。こうなったら。こうなったら……うおおおおおっ! 空中戦モード! とぉッ!(--#)

どどどどど!

花鈴「ひぅっ!(xx)」
ご主人様は上空に舞い上がり、そして。
大穴何ぞ上から一気にあけてくれるわ! くらえ! グラビティバレットォォォッ!( ̄□ ̄###)
エネルギーを充填させ、強力な重力弾をぶっ放した。

ずずんっ!

花鈴「きゃあああああっ!(xx)」





そして





ふ、ふふふ。ふふふふ。……エネルギーの出力調整するのを忘れてたぜ。俺のおちゃめさんめ!( ̄ー ̄;;;;)
花鈴「もぉ……(xx)」
花鈴小屋の近所に、半径数キロメートルの巨大なクレーターが発生。それも、一つだけじゃなく二つ、三つと。
と、とりあえず。水を引いてきて、みなるでぃ湖とでも名付けようか? あっちのが第二みなるでぃ湖で、あっちのが第三……( ̄ー ̄;;;;)
花鈴「そういう問題じゃないですよぉ(xx)」
まあまあ。折角だから、海水浴と洒落込もうじゃないかね( ̄ー ̄;;;;)
花鈴「元に戻してくださいよぅ〜!(xx)」





どこまでもずれた会話は続く。





花鈴の嘆きは終わることがなかったのだったとさ。





前の話
次の話
目次