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【寒い話】





暑い。無駄に暑いぞ畜生(--#####)
花鈴「……。もう危険なこと、しないでくださいね(xx)」
なーにが危険なことだと? 地球の軌道をちょいとずらしたことか? それとも重力弾ぶっぱなして人造湖つくったことか? はっきり云えやコラ(--#)
花鈴「もぉ……(xx)」
しかし、こうも暑いのが続くと冬まで暑さが続くんじゃねーかなどと……。そうだっ!(--;;;)
花鈴「今度はなんですか?(;;)」
そうだそうだそうだ! あれだよほら! J2降格じゃなくって、あれだよ! 冥王星とやらが激しいリーグ戦の末に惨敗して、惑星リーグから降格して矮小リーグにいっちまったっていう!(--;;;)
花鈴「はあ……。それがどうかしたんですか?(;;)」
海王星だ!(--;;;;)
花鈴「え?(;;)」
わっかんねーのかこの天然! 冥王星の隣にゃ海王星っつーいかにもレジャー惑星ってな名前の星があるったらあるじゃねーか!(--;;;)
花鈴「ありますけど……。レジャーって(;;)」
泳ぎに行くぞ! 惑星全部が青くてきれーな海だなんて素晴らしいじゃねーか!( ̄ー ̄)
花鈴「あの……。えっと。その。色々危険過ぎますよぅ(xx)」
突っ込みどころが多すぎて、どこからどう説明していいか悩む花鈴だった。
ふふふ。心配するな。こんなこともあろうかと、超時空戦闘機・ジェイドナイトを密かに開発しておいたのだ。これなら宇宙の果てまでひとっ飛びだぜ( ̄ー ̄)
花鈴「そうなんですか。……そんな心配していませんよぅ(xx)」
へっ! 緑色が綺麗な素晴らしい機体だろう? まさに俺にぴったりの美しさだとは思わんか?( ̄ー ̄)
花鈴「はあ。そうですね(xx)」
つーわけで。行くぞ! 貴様も来い!(--#)
花鈴「そそそ、そんな……。怖いですよぉ(;;)」
やかましい! 怖い怖いも好きのうちとよく云うだろうがコラ!(--#)
花鈴「云いませんよぉ〜。うぅ……(xx)」
いーからとっとと乗れっ! きりきり乗れ!(--#)

げしっ!

花鈴「ひぅっ!(xx)」
というように、花鈴を足でけっ飛ばして強引にコックピットに乗せるのだった。
発進準備完了! 行くぞ!( ̄□ ̄#)
そして、エンジンに火が付いて。

どごごごごごっ!





轟音を発しながら、大気圏を離脱していくのだった。





ふっふふふ。着いたぜ着いたぜ着いたぜ。お待ちかねの青い星だぜ!( ̄ー ̄)
花鈴「……(xx)」
目の前には青々とした海王星。
さぁてと。んじゃ、一丁飛び込んで行くとするぜ!( ̄ー ̄)
花鈴「ご主人様……(xx)」
んだよ! タオルなら持ったし水泳帽なら持った! 準備体操もしたしスク水も着たし何か問題があるってんか!? あぁコラ!(--#)
ナゼか女子用のスクール水着を着ているのだった。『さわやか3くみ みなるでぃかい』とか胸に貼ってある。
花鈴「もう、知りませんよぅ(xx)」
色々と問題点を指摘する気すら失せてしまった花鈴だった。
そーかそーか。貴様も来るか?( ̄ー ̄)
花鈴「行きません! 死んじゃいますよぉっ!(xx)」
ふん。何だかよぉわからんがおかしなやつめ。まあいい。んじゃ、ちょっくら泳ぎに行ってくるぜぃ!( ̄▽ ̄#)
勇ましくコクピットを出て、エアロックの外に出て行くのだった。





そして、海王星の表面へと下降していく。……のだったが。





ぬ……? ぐおおおおおおおおおおおおおおおおっ!( ̄□ ̄;;;;;)
すぐに吹っ飛ばされ、絶叫するご主人様。
かかかかか、風が風が風ぐぁあああああああああわああああああっ!(--;;;;;;)

どごごごごごっ!

そう。海王星の表面は、猛烈な風が吹き荒れているのだった。その速度、時速2000キロ。
花鈴「もう。だから云ったのに……(xx)」
そしてそれだけではなく。

どごごごごごっ!

ささささささ、寒い寒い寒いいいいいいっ! ここここ、凍る凍る凍るうううううっ! しししし、死ぬうぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーっ!(--;;;;;)
海王星の表面温度。マイナス200℃以下。とてつもなく、寒い。
あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーっ! のおおおおおーーーーーーっ!(--;;;;;;)
くるくると吹っ飛ばされる様は、かなりお馬鹿である。





結局。





死ぬかと思った(--;;;;;)
ナゼか無事なご主人様。
花鈴「めちゃくちゃですよぉ(xx)」
ええい! 折角俺だけのプライベートな海を手に入れたかと思ったのに! うきーーーーーっ!(--;;;;;)
勝手に切れて勝手にわめくご主人様だったが。
花鈴「あれ?(・・)」
どうしたってんだこの野郎!(--#)
花鈴「何か、近付いてきますよ。……ひぅっ!(;;;;;;)」
進攻途中だったのか、戦艦みたいなものがいっぱい近付いてきて、何か撃ってきた。レーザーである。
ぐへっ! 何だかよぉしらんが敵だ! 敵襲だ! 逃げろおおおおおっ!(--;;;;;)
花鈴「ひぅぅぅぅっ! こ、怖いですぅ〜〜〜!(xx)」
び、ビッグコアにクリスタルコアにテトランにゴーレムにカバードコアにデリンジャーコアにビッグコアmk-2にネオビッグコアにヘブンズゲートに……とにかく何かわかんねーけどでっかいのがいっぱいいっぺんに撃ってきやがった!(--;;;;;)





辺りは一気にレーザーの光に包まれていく。





んぎゃーーーーーーーーーーーーーっ!(--;;;;)
花鈴「きゃあああああああああっ!(xx)」





ご主人様達の命運やいかに!





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