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【そのままの君でいて】
鈴那「〜〜〜♪(^^)」
今日も楽しそうな鈴那。
鈴那「……(・・)」
街を歩いていて、あることを思った。
鈴那「そうだ(・・)」
あの人に相談してみよう、ということになった。
ナニ? 早く大人になりたいと?(--)
その人とは、花鈴小屋マスターみなるでぃ改。
鈴那「そうなの〜(・・)」
街中でスタイルのいい大人っぽい女性を見て、強くそう思ったのだった。
何でまたイキナリ(--)
鈴那「鈴那。子供なの嫌なの……(;;)」
はっ。別にいーじゃねーか? がきんちょはがきんちょらしくしてりゃええんじゃ(--)
鈴那「嫌なの〜! 格好いい女の人になりたいの〜!(;;)」
何で嫌なんだよ?(--)
鈴那「嫌なのは嫌なの……(;;)」
フン。……まあ、仕方がない。そういうことなれば、少なくとも外見くらいは大人っぽくしてやるために協力してやろう(--)
鈴那「ふにゃっ! ご主人様ありがとなの〜(^^)」
では。俺が貴様の乳を念入りにマッサージして、ひぅーに負けず劣らずな大人なスタイルにだな。……動くでないぞ?( ̄ー ̄)
鈴那「はぁいなの(^^)」
ふにふに
そうして鈴那のぺったんこな胸を揉みはじめるご主人。……だったが。
鈴那「くすぐったいの〜(・・)」
しかしまぁ。貴様、可哀想なくらい見事なまでにぺったんこだな。ひぅーのをちょいと分けてやりてぇぜ(--;;;;)
鈴那「ふにゃにゃ?(・・)」
ふにふにふに
と、そんな時。
鞠音「みゃーーーーーっ! 何やってんだみゃそこ!(--####)」
ばきっ!
ごう゛ぁっ!(--;;;;)
鞠音「堂々と鈴那の胸触ってんじゃないみゃ変態っ!(--;;;;;)」
そこに現れたるは、鈴那の親友であり猫また娘の鞠音。スカートがまくれ上がるのも気にせずキックをくらわせ、親友を守る!
い、いい猫キック……だぜ。ぐふっ(--;;;;)
…………
いてててて。まああれだ、ふにゃぅよ(--;;;;)
鈴那「ふにゃ?(・・)」
歳なんてのはな。遅かれ早かれ誰しもとっていくものなのだよ(--;;;)
鈴那「はぁい……(・・)」
遅いか早いかの差はあれど、それだけは老若男女超金持ちもド貧乏人も平々凡々な中流階級の愚民共も関係ない。時の流れだきゃ、真の意味での平等って奴だ(--)
鈴那「鈴那もいつか大人になれるの〜?(・・)」
ああ。精神的な成長ってのはともかく、肉体的な成長として考えるならば、いずれなる。嫌でもなる。なっちまうんだよぅ畜生! 汚れちまったんだよぅ! と、まぁ。そんなわけだから貴様は……(--;;;;)
わしゃわしゃ
鈴那のおかっぱ髪を豪快に撫でまわしながら。
鈴那「ふにゃにゃにゃ〜(^^)」
今しかねぇお子様の時間を思いっきし満喫せぇよ(--)
鈴那「はぁいなの〜(^^)」
鈴那、納得。
鞠音「何かおっさんくさくて格好いい事云ってるけど、あんなことしてちゃ全然説得力ないみゃ!(--#)」
うるさい黙れこの猫! おっさん云うんじゃねぇ! ぐだぐだぬかしてっと寝てる間にてめぇのツラに髭をつけてくれっぞ!(--;;;)
鞠音「みゃーーーーっ! やんのかみゃ!?(--#)」
おおぅ! やってやろうじゃねーかコラ!(--#)
げしげしげしげしげし!
いつも通り乱闘を始めるご主人と鞠音。
鈴那「ふにゃにゃ?(^^)」
鈴那の笑顔はどこまでも純粋だったとさ。
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