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【楽しいサチュレーションアタック】
リビングにて。
鞠音「みゃあぁ……(;▽;)」
うおぉう……(--;;;)
テレビを見ている鞠音とご主人様。画面には、極上の本マグロの寿司。グルメ番組のよーで。
鞠音「ふみゃぁぅ(;▽;)」
すっげぇ! でっけぇぇぇ!(--;;;;)
釘付けになっていた。
なあ、猫よ(--;;;)
鞠音「なんだみゃ(;▽;)」
鞠音は猫娘だけに、お魚大好きなわけで。
ああいうの、腹一杯食いてぇよな(--;;;)
それに対し、こくこくと何度も頷く鞠音。
鞠音「おいしそだみゃあぁ〜(;▽;)」
じゅるるとよだれをたらしそーなご主人様と、ごっくんと唾を飲む鞠音。
やっぱりマグロだよな! 俺はマグロが好きだ! 大好きだ!(--;;;)
鞠音「あたしもだみゃっ! マグロだみゃー(;▽;)」
マグロ食いたいよな! 腹一杯マグロを! 飽きるくらいマグロを!(--####)
鞠音「マグロ食べたいみゃ! マグロ食べたいみゃ! マグロ食べたいみゃ!(;▽;)」
よろしい。ならばマグロだ!( ̄□ ̄#)
鞠音「みゃー!(;▽;)」
我々は渾身の力をこめて今まさにかぶりつき消化せんとする胃袋だ!( ̄□ ̄#)
鞠音「うみゃー!(;▽;)」
というわけで
食いしん坊が二人、マグロを捕りに出撃するのだった。
ふふふふ。こんなこともあろうかと『超機動イージスシステム搭載原子力潜水艦ノーチラス改MK-X』を極秘に自己開発しておいたのだ! 我に抜かりはない!( ̄ー ̄)
とかいう無茶苦茶なものを所有しているのだった。
鞠音「すっごいみゃーーー!(;▽;)」
さぁ、いざ行かん! 我らの食欲を満たすために!( ̄▽ ̄#)
どどどどどどど!
そして、漁場に着いた……。
うふふ。うふふふふ。いるいるいるいる。俺の可愛いくもでっけぇ食材共が山ほどよぉ( ̄ー ̄)
じゅるりと唾を飲むご主人様。
鞠音「ふみゃーー。うみゃーーー。うにゃーーーーん(;▽;)」
二本の尻尾をぱたぱたさせて耳をぴょこぴょこさせて興奮する鞠音。
では早速、新型の銛装備メタルアーマー『ネッド』にて捕獲をば……。むっ!?(--;;;;;)
鞠音「うみゃあっ!?(;;;;;;)」
どごぉっ!
そんなとき、艦に激震が。
な、何事かっ! ……180度後方より敵襲だとぉっ!?(--;;;;;)
鞠音「ふみゃあああっ! なんだみゃなんだみゃなんだみゃっ!?(;;;;;;;)」
ぎ、魚雷多数接近!!!!(--;;;;;;)
鞠音「どどど、どうするみゃああああっ!(;;;;;;;)」
うろたえるなあああっ! ええええい! イージスシステム起動! CIWS(CloseInWeaponSystem)発射ああああっ! 迎撃迎撃迎撃いいいいっ!( ̄□ ̄#)
どがどがどがどがどが!
鞠音「うみゃああああああっ!(xx)」
迎撃の余波により、尚も艦内は激震に包まれる。
一方その頃。攻撃した側では……。
ふふふふ。俺の漁場を荒らそう等と思っている馬鹿共を徹底的に排除してくれるわ。我が自己開発の超機動潜水艦『エイブラムズ』に勝てると思うなよ( ̄ー ̄)
毬奈「わふわふぅ( ̄ω ̄)」
同じよーなことを考えていた連中こと、華恋小屋のあろうず君と子犬娘毬奈が先回りしていたのだった。
毬奈「わふわふ〜。目標反応がろすとしちゃったわふよ〜?( ̄ω ̄)」
なんだかよくわかってないけどオペレータをやってる毬奈。
よろしい! ふはっははははははは!( ̄▽ ̄#)
でも、一方的に攻撃されただけで黙っているわけがないのが、花鈴小屋のご主人様。
くああっ! ど畜生めが! 反撃だっ! よいこの楽しいサチュレーションアタックのお時間だ! フザケタ野郎にはきっついオシオキをお見舞いしてくれる!(--#)
鞠音「みゃみゃ? さちゅれ〜しょんあたっくて、なんだみゃー?(・・;;;)」
ふふ。サチュレーションアタックとはな……。持ちうる全弾・全エネルギーを全て全部遠慮無く徹底的かつ抵抗できんくれぇいっぺんにぶっこんで相手を完膚無きまでに破壊しつくしやがれこの腐れ野郎。……という意味だよ( ̄ー ̄)
鞠音「すごいみゃー(・▽・)」
っしゃあいくぜ! いざ! ってーーーーーー!!!!( ̄□ ̄#####)
ばしゅばしゅばしゅばしゅばしゅ!!!!
そして、形勢は逆転。
ふっふふふ。これでこの漁場は完全に制圧し、我が勢力圏に……( ̄ー ̄)
毬奈「わぅ? 何だかいっぱいミサイルや魚雷が飛んできたわふよ?( ̄ω ̄)」
な、なにぃっ!? 奴ら生きていたのかっ!? は、反撃だあああっ!(--;;;;;)
毬奈「もう手遅れわふよ〜( ̄ω ̄)」
と、のんきに深刻な事を云う毬奈。
どがどがどがどがどがあっ!
被弾被弾被弾。艦内にはアラームがとどろき、非常灯の赤い光に包まれた。
んっぎゃああああああーーーーーーっ!(--;;;;;)
毬奈「お腹すいたわふ〜( ̄ω ̄)」
撃沈寸前の艦内においても、ある意味冷静沈着な毬奈だった。
時は過ぎ……。花鈴小屋にて。
ふふふふ( ̄ー ̄)
鞠音「ただいまだみゃー(^^)」
花鈴「あ、ご主人様、鞠ちゃん。お帰りなさ……ひぅっ!?(;;;;;;;)」
ずんっ!
でかい本マグロを一匹まるまるまな板の上に置いた。
へっへ。ちっとマグロを捕ってきたでな。冷凍してないんで、イキがいいウチにちゃちゃっと料理しちまってくれや( ̄ー ̄)
鞠音「マグロだみゃー(^^)」
花鈴「こ、こんなに大きいお魚……どうするんですかぁ〜(xx)」
心配するなぁっ! こんくれぇ全部俺らがぺろっと食ってやる! 遠慮無くさばいてくれや!( ̄ー ̄)
鞠音「全部食べちゃうみゃーーーー!(^^)」
食欲旺盛な連中だった。
花鈴「どこからこういうものをもってくるんですかぁ〜(xx)」
常識の通じない奴らに振り回されるのはいつものこと。
その頃。撃墜された華恋小屋のお二人は……。
かろうじて撃沈だけは免れて……。
……ててて。あれ?(--;;;)
毬奈「どこかの排他的経済水域すれすれにある天然ガス田みたいわふよ〜?( ̄ω ̄)」
なにぃぃぃぃっ!?( ̄▽ ̄)
思考レベルとしては。貴重な資源→独占→ぼったくりして金持ちに→毎日おいしいもの食べ放題、と国際間の緊張も考えずに。
おおおおおおしっ! 転んでもただでは起きんとはこのことっ! この辺り一帯を徹底的に武装占拠すっぞおおおおおっ!( ̄□ ̄#)
毬奈「わふわふぅ〜( ̄ω ̄)」
そして、艦の自己修復モードにはいるのだった!
世界の命運や如何に!?
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