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【禁句・その結末】
世の中には禁句(タブー)というものが存在する
口は災いの元。
言葉は時に人を傷つけ、時に発言者の生命さえ危うくさせる。
今回は、そんなお話。
花鈴小屋マスターみなるでぃ改の前に突如。とにかく、とってもつおそうな奴が現れて、挑んで来たのだった!
つおそうな奴「がおー!(--#####)」
む。なにやらいつものようにいつものごとく、恒例行事が始まろうとしているな(--)
何の前触れもなく強い奴が現れて挑んでくるのな?(--)
うむうむ。その通り(--)
しかし、そんな彼の側には
全てにおいて花鈴小屋マスターみなるでぃ改と互角な男こと
華恋小屋マスター・あろうず改もいるのだった。
ふふん。こんなのは俺に任せておけ。軽〜く屠ってくれようぞ( ̄ー ̄)
と、みなるでぃ改を差し置いてつおそうな奴と戦いをすることになったのだが。そこで、云ってはいけない一言。
うるさい黙れ。かませ犬は下がっておれ(--)
ひくっ!
オレンジ色をしたあろうず君の血管がぶっちぎれる音がした。
貴様、今何て云いおった?(--;;;)
かませ犬。……華々しい登場とともに、俺と互角の実力という触れ込みだったはいいが、そーいうやつは大抵回が進むに連れて大幅に弱体化するのだ。新たな強敵が現れたらあっさりやられるとかな(--)
……俺も同じだとでも!?(--#####)
違うのかね?(--)
ばきっ!
いきなりエルボー。
ぐおっ! 痛っ! いきなり!?(--;;;)
俺は……俺は……華恋小屋マスターあろうず改は断じてかませ犬ではないっ!( ̄□ ̄####)
いきなり何をするかっ! このかませ犬が!(--;;;)
俺はかませ犬ではないのだあああああああっ!( ̄□ ̄####)
ごきっ!
いきなり膝打ち。
ぐふぉっ! た、確かに……つおい。ぜ、前言を撤回しよう。貴様はただのかませ犬ではないようだ(--;;;)
だからかませ犬ではないと云っておろうがああああっ!( ̄□ ̄####)
きんっ!
いきなりキン蹴り。
のおおおおおーーーーーっ! つ、強いかませ犬なのだな貴様は! ほ、褒めているのだぞ?(--;;;)
全然褒めていない。
だから! 俺はかませ犬ではないと云ったらないのだああああっ!( ̄□ ̄####)
ぱんぱんぱんぱんっ!
いきなり往復ビンタ。
ぼべっ! ぶびっ! ばびらっ! う゛ぉへっ! い、痛いぞ! わ、わかったからもうやめるんだこのかませ犬!(--;;;)
かませ犬じゃないったらないんじゃああああああああっ!( ̄□ ̄#####)
ごきゃっ!
ぐふぅっ!(--;;;;)
毬奈「わぅ〜? わたしは犬わふよ〜? かませ犬がどうしたわふか〜?( ̄ω ̄)」
そんな時、どっからか沸いてきた子犬娘毬奈。
やかましいっ! かませ犬云うんじゃねえ!(--#####)
げしっ!
毬奈「痛いわふよ〜。わたしは犬だけどかんだりしないわふよ〜。……ご主人様はかませ犬なのわふか?( ̄△ ̄;;;)」
黙れこの腐れアホ犬! マスターをかませ犬呼ばわりするとは不届き千万! 粛正してくれる!(--#####)
ぺしぺしぺしぺしっ!
毬奈「わぅ〜わぅ〜わぅぅぅ〜。痛いわふよ〜( ̄△ ̄;;;;)」
かませ犬じゃねえんじゃああああああああっ!! かませ犬呼ばわりしたらミサイルぶっ放すぞこの野郎!(--#####)
さ、最強のかませ犬だな貴様は(--;;;;;)
だーーーーーーっ! かませ犬云うんじゃねえと何度も云わせんじゃねええええっ!
ばしゅばしゅばしゅ!
予告通りミサイルをぶっ放すあろうず君。
うぎゃーーーーー!(--;;;;;)
と、そのようにやかましくやっている最中。
花鈴「もぉ……。何をしているんですかぁ〜(xx)」
つおそうな奴「がお〜(--##)」
花鈴「お客さんを放っておいちゃだめです(xx)」
つおそうな奴「がお〜(--##)」
花鈴は律儀にお茶とお菓子を出して
お客さん(?)を持て成しているのだったとさ。
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