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【猫二匹】
悠希「こんにちは(^^)」
と、ゆ〜君が花鈴小屋リビングへのドアを開けると。
鞠音「みゃ! 悠希だみゃーーー!(^^)」
がば!
悠希「わあっ! ま、鞠音ちゃん(^^;;;;;)」
鞠音「遊ぶみゃーーー!(^^)」
鞠音が猫のよーに飛びかかってくるのだった。……猫だけど。
鞠音「ふみゃみゃみゃみゃ(^^)」
ごろごろごろ
悠希「わあああっ!(//-//)」
そしてそのまま猫のようにわしゃわしゃとじゃれ合いながら転がるのだった。……猫だけど。
鞠音「悠希の体は柔らかいみゃー( ̄ー ̄)」
悠希「ま、鞠音ちゃん。恥ずかしいよぉ(//-//)」
鞠音「どうしてだみゃ? あたしは楽しいみゃー(^^)」
すりすりすりすり
完全に、ゆ〜君をおもちゃにしてる鞠音だった。と、そんなところに。
悠希「か、花鈴さん……(//-//)」
花鈴「ゆ〜君、こんにちは(^^)」
その様をくすくすと、とっても微笑ましそうに見守る花鈴。
花鈴「お茶、入れてくるね(^^)」
悠希「は、はい。って、ああ……行っちゃった(//-//)」
花鈴にこの可愛らしい状況から助けてもらおうとしたのだけど、キッチンの方に行ってしまった。
鞠音「ふみゃにゃ〜(^^)」
悠希「わああっ!(//-//)」
鞠音の柔らかな猫耳が当たる。そして、鞠音も猫っぽいけど年頃の女の子なわけで。体はとっても柔らかかった。
鞠音「悠希〜。あたしの耳と尻尾、触ってもいいみゃ(^^)」
それは、信頼の証。鞠音は完全に気を許した相手にしか耳と尻尾を触らせないのだった。
悠希「……え。いい、の?(//-//)」
鞠音「ふみゃみゃ。遠慮するんじゃないみゃー(^^)」
ゆ〜君が遠慮がちに触るとぴょこぴょこ揺れる耳に、ふさふさする尻尾。とっても可愛い。
悠希「あ、あ、あ……。あ。か、花鈴さんのご主人様(//-//)」
と、そんなところに強力な助け船。
ふ。甘いな悠希。うちの猫ぐらい簡単に扱えないでどうするか(--)
とかいいながら、懐から。
ほれほれ。貴様の大好きな猫じゃらしじゃい。こいこい(--)
ふさふさ
鞠音「何だみゃ。馬鹿にするんじゃないみゃ。あたしはそんなもん平気……(--;;;;)」
が。悠希の体を掴んでいた手を離して……。
鞠音「ふみゃみゃみゃみゃ! 体が勝手に動いちゃうみゃー!(;;)」
わさわさわさ
悲しいかな。野生のサガか、無意識のうちにじゃれかかってしまうのだったとさ。
別の日。
悠希「こんにちは(^^)」
と、ゆ〜君がドアを開けると。
鈴那「ふにゃっ! ゆ〜おに〜ちゃんなの〜!(^^)」
がば!
悠希「わあっ! れ、鈴那ちゃん(^^;;;;;)」
鈴那「ふにゃにゃ(^^)」
今度は鈴那がじゃれついてきたのだった。
鞠音「鈴那〜。何してるみゃ〜? って、悠希だみゃー(^^)」
鈴那「そうなの〜(^^)」
それをかぎつけたのか、鞠音もやってきた。
がば!
悠希「わっわっわっわっわーーーーっ!(//-//)」
鈴那と鞠音、二人に抱きつかれるもてもてなゆ〜君だった。
鈴那「ふにゃにゃにゃ(^^)」
鞠音「みゃーみゃー(^^)」
ぎゅむ〜!
悠希「は、恥ずかしいよぉ!(//-//)」
まったく。仕方のないやつらめ(--)
呆れるご主人様と。
花鈴「あは(^^)」
くすくす微笑む花鈴だった。
花鈴小屋には仔猫が二匹、かもしれない?
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