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【汚れ無き野郎の何か】
まったく。どいつもこいつもしょっぱい奴らだぜ畜生(--#)
前回(第84話【汚れなき乙女の何か】)で秘薬を作っていたご主人様。
っとに。ま○毛ぐれぇ、ちょいとやそっと剃ったところで何の損にもならないだろうに、けちけちしおってからに(--#)
そういう問題ではない。当然のことながらみんな嫌がってしまったわけで。
しかたねぇ。だったらこの汚れなき美形な俺の毛で代用するしかあるまい。ちょっとばかり形は変わるけど、多分大丈夫だろう(--)
じょりじょりじょり
そして剃った毛(どこのかは不明)を秘薬に入れる。すると。
お、おおお……。成功か……!? へっ。いいぜいいぜ最高のエクスタシーだぜぃ! 行け行け行け! Here we go だぜ!( ̄▽ ̄;;;)
次第に泡立っていくナベ。突如光り輝いて……。
……っ!! う、うぐおおおおおおおおおおっ!?(--;;;;;;)
どごっ!
巨大な爆発音と共に、ご主人様の絶叫が響き渡る。
花鈴「ど、どうしたんですか?(;;)」
悠希「何があったんですかっ!?(--;;;;;;)」
それを聞いて慌てて駆け込んでくる二人。
でえええええええいっ! こんにゃろこんにゃろこんにゃろ! 往生せいやああああああっ!(--;;;;;;)
ばすばすばすばす!
部屋の中では、ハンドガンを撃ちまくって何かと戦っているご主人様。だがそれは、銃弾の雨を受けつつも動きを止めず。
あ。危ねぇ悠希! 逃げろおおおおおっ!(--;;;;;;)
悠希「え?(--;;;;;;)」
花鈴「わ、わあっ!(;;;;;;;;)」
突然、謎の触手が飛んできた。何故か花鈴を無視してゆ〜君だけを目がけて。
がし!
悠希「わ、わ、わあああああああっ!(;;;;;;;)」
花鈴「ゆ、ゆ〜君!(;;)」
触手に捕まって持ち上げられてしまうゆ〜君と、それをみて慌てふためく花鈴。
えええええい! このど畜生がああああああああっ! おんどりゃああああっ!(--;;;;;;)
ざしゅざしゅざしゅ!
ご主人様がハンドガン打ちながら同時にサバイバルナイフでぶった切ってゆ〜君はどうにか解放。だが……。
あ、こら! 逃げんな! 待ちやがれコラ!(--;;;;;;)
謎の触手淫獣(?)は相変わらずわさわさしながら外に逃げていった。
花鈴「ゆ、ゆ〜君大丈夫?(;;)」
悠希「だ、大丈夫です。……何だったんですか、今のは(xx)」
うむ。実はかくかくしかじかでな。ありゃどうにも、触手淫獣は触手淫獣でもかなり特殊なやつのようで『野郎にしか興味のない触手淫獣』だったようだ。俺としたことが随分と変わったクリーチャーを生み出しちまったようだぜ(--)
とんでもないことをしれっと云うご主人様。
花鈴「どうしてそんな……(xx)」
悠希「そ、そんなの逃がしちゃって大丈夫なんですか!?(--;;;;;;)」
さぁてな。わからんな(--)
無責任である。
悠希「さぁじゃないですさぁじゃ! 何とかしてください! とんでもないことになりますよぉっ!(--;;;;;;)」
花鈴「そうですよぉ!(xx)」
じゃかましい! んなもんほっときゃいいったらほっときゃいーんだよッ!!!! そのうち誰かがどーにかすんだろ!( ̄□ ̄#)
悠希「もう……(xx)」
花鈴「どうしてそうなるんですかぁ……(xx)」
二人揃ってため息をつくのだったとさ。
そのころ。町中は(男の)悲鳴に満たされていたのだったとさ。
で、結局。
沙羅「仕留めました(--)」
うむ。ご苦労!(--)
花鈴「もう……(xx)」
悠希「ご苦労、じゃないですよぉ!(xx)」
ご主人様の守護式神、沙羅によって町は救われたのだったとさ。
それはそうと。
沙羅「……マスター(--)」
あんじゃいやかましいボケ!(--#)
玄関にて。いつも通りの無表情だけれども、ちょっと困っていそうな雰囲気の沙羅。その後ろには多数の男性達。
沙羅「……どうすればよろしいのでしょう?(--)」
みんな沙羅によってアブナイところを救われた上、雄々しく戦う沙羅の姿に心惹かれたようで。それに沙羅はすごい美人なワケで。つまるところ、ファンができてしまったようだった。
知らんわ!(--#)
ご主人様はとっても冷たかったけど。
花鈴とゆーくんが苦労しながらもどうにかしてくれたそうな。
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