目次
次の話
前の話



【みんなのお姉ちゃん】





ず〜っと昔から。そしてこれからもず〜っとそう。鈴那にとって花鈴は誰よりも優しいお姉ちゃん。誰よりも大好きなのだった。
鈴那「ふにゃ〜ん。おねえちゃ〜ん(^^)」

ぎゅむ!

花鈴「わっ。鈴那ちゃん(^^;;;)」
鈴那「ふにゃふにゃ(^^)」
甘えん坊な妹の鈴那は花鈴に完全に懐いていて、元気よく抱き着くのだった。もちろん抱き着かれた方の花鈴も鈴那の事が大好き。本当に仲良しな姉妹なのだった。ずっと昔から同じような光景が繰り返されてきたのだった。
鞠音「……(・・)」
そんな二人をちょっと離れた所で見つめているのは、花鈴と鈴那、二人にとっての大親友鞠音。二房の猫尻尾をふさふさと揺らし、猫耳をぴょこぴょこ動かしながら花鈴と鈴那を見つめている。
鈴那「鞠にゃんどうしたの?(^^)」
鞠音「ふみゃ〜。鈴那が羨ましいんだみゃ〜(・・)」
鈴那「ふにゃにゃ?(^^)」
よくわかっていない鈴那に対し、鞠音は続ける。
鞠音「鈴那は花鈴みたいな優しいお姉ちゃんがいて羨ましいんだみゃ〜。いいみゃ〜(・・)」
いつも誰に対しても優しくて、とっても親切で誰からも好かれてて、料理が上手でおいしいものをいっぱい作ってくれる。鞠音にとっても花鈴は笑顔で包み込んでくれる憧れの存在。だから心の底から鈴那が羨ましいのだった。
鈴那「ふにゃ〜(・・)」
そうしたら鈴那は首をかしげてちょっと考えてからにっこりと笑い、突拍子もないことを云うのだった。
鈴那「大丈夫なの〜。おねえちゃんにお願いするの。おねえちゃん、鞠にゃんのおねえちゃんにもなってなの〜(^^)」
花鈴「え?(^^;;;)」
鈴那はとっても純粋な瞳で花鈴を見つめる。鈴那は鞠音のことを思い本気で云っているのだった。そして鞠音もやっぱり純粋で、素直にお願いをするのだった。
鞠音「花鈴お願いだみゃ〜。お姉ちゃんになってみゃ〜。ダメかみゃ〜?(・・)」
つぶらな瞳で花鈴を見つめる鞠音。
花鈴「あは。もちろんいいよ(^^)」
優しい笑顔で頷いてくれる花鈴だった。
鞠音「本当かみゃ!? うれしいみゃ〜(^^)」
鈴那「よかったの〜。おねえちゃんありがとうなの〜(^^)」

ぎゅむ!

花鈴「わっわっ(^^;;;)」
鞠音「みゃ〜ん(^^)」
鈴那「ふにゃ〜(^^)」
こうして今更だけど鞠音は花鈴にとってもう一人の妹に、花鈴は鈴那だけじゃなくて鞠音にとってもお姉ちゃんになったのだった。
鈴那「おねえちゃんのおっきなおっぱいふにふになの〜(^^)」

ふにふに

花鈴「れ、鈴那ちゃん〜。そんなとこ、恥ずかしいよぉ(^^;;;)」
鞠音「ホントだみゃ。花鈴のおっぱいやわらかいみゃ〜。おっきいみゃ〜(^^)」

ふさふさ

花鈴の大きな胸に抱き着く二人だった。
花鈴「鞠ちゃんまで。くすぐったいよぉ(^^;;;)」
ちょっと恥ずかしそうに苦笑する花鈴。
鈴那「鈴那もおねえちゃんみたいにおっぱいおっきくなりたいの〜(^^)」
鞠音「あたしもだみゃ〜。そだみゃ。悠希にもいっぱい触らせてあげるみゃ〜( ̄▽ ̄)」
花鈴「ま、鞠ちゃん〜(//-//)」
鞠音の一言に恥ずかしさのあまり赤面してしまう花鈴だった。
まったくだな、また無駄にでかくなりおって……。なんというふにふに加減。まったくもってけしからん乳だなうむ。おお、おお。指がめり込んでしまうではないかね。けしからん。けしからんのう(--)

ぷにゅぷにゅ

そんなところにさりげなく空気を全く読まないのが特技なご主人様登場。花鈴の爆乳をつんつんつんつん突きまくり。
花鈴「……っ!! Σ(xx)」
鈴那「ふにゃ?(^^)」
純粋すぎて何が問題なんだかよくわかってない鈴那と。
花鈴「ご、ご主人様ぁっ!(xx)」
絶叫する花鈴と。
鞠音「ふみゃーーーーーっ! さりげなく花鈴のおっぱい触ってんじゃないみゃスケベな変態緑っ!(--#####)」
大好きなお姉ちゃんを守るため、ぶっち切れる鞠音だった。

ばきっ!

ぐおっ!(--;;;)
花鈴「もう……(xx)」





みんなに慕われているお姉ちゃんに溜息をつかせないで。





前の話
次の話
目次