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【華恋小屋の実態その一】










花鈴「きゃあああああっ!(xx)」
いつものよーにいつものごとく、花鈴の悲鳴が響き渡る花鈴小屋。その原因もまた、いつもの通り。
ええいこんにゃろう! じたばたするんじゃねえ!(--#####)
花鈴「や、や、やめてくださいいぃぃ〜!(xx)」
ご主人様は暴れる花鈴を取り押さえようとしていた。どこからどう見ても、いたいけな女の子をいじめている悪いやつだった。





――数分前のこと。





おいでかちち。聞いたか? 小さく見えるブラなるものが今大ブレイク中らしいぞ!(--)
花鈴『そうなんですか?(^^;;;)』
うむ。っつーわけで、着させてやるから脱げ。今すぐ脱げ。さっさと脱げ。そして装着せよ。分かったら『サー! イエッサー!』と叫びやがれ無駄にでかい乳しおってからに(--)
とか言いながら花鈴に飛びかかるご主人様。

ばっ!

花鈴『え……。き、きゃあああああ!(xx)』





と、いうわけ。





花鈴小屋のほのぼのとした空気をぶちこわすのはご主人様の役目とばかりに酷い行為に勤しむのだった。
ええいこんにゃろう暴れんじゃねええええ! 脱がねえってんなら服の上から着せてくれる! きえええええええ!(--#####)

ぎりぎりぎり!

花鈴「はううぅぅっ! い、い、い、い、痛いです痛いです痛いですうううう! や、やめてくださいいいぃ〜〜〜!(xx)」
そんなことをしていると、やっぱりいつもの通り猫なあの娘がやってくるわけで。
鞠音「ふみゃあああああっ! 花鈴をいじめんじゃないみゃああああっ!(--#####)」

ばきっ!

ぐふ!(--;;;)
鞠音の必殺ねこぱんちがご主人様の脳天に炸裂。だが……。
ふ、ふふ! いいパンチだが、今の俺には効かん! 効かんぞ! 俺は貴様の打撃に耐えるため、布団にくるまれつつ階段を何度もゴロゴロ転がりながら究極の耐久力を身につけたのだ!( ̄▽ ̄#)
鞠音「みゃーーーーっ! 手すりがぼろぼろだったりするのはあんたのせいだったのかみゃーーーー!(--#####)」
花鈴「うぅ……。もお……。何をしてるんですかぁ〜(xx)」
ふっ! んなこたぁどーでもいい! では再び貴様の乳にこの小さく見えるブラを無理やり装着してくれてくれてどうなるか確かめてみてやるわこんちくしょーーーーーっ!( ̄▽ ̄#)

ぎりぎりぎり!

再び花鈴のおっきな胸に小さなブラをめり込ませるようにして服の上から着させようとするのだった。
花鈴「い、痛いです痛いです痛いですううううっ! も、も、もうやめてくださいいいい〜〜〜!(xx)」
鞠音「やめるったらやめるにゃーーーーーーっ! ふみゃーーーーーっ! ど変態にはこーーーだみゃああああああっ!(--#####)」

がし! ぎりぎりぎりぎりぎり!

ぐふぉおっ! 何っ! ば、馬鹿な! こ、これは……打撃技しか知らねえ、あ、頭がお子様かつ単純お馬鹿猫娘な貴様がこんな! 高度な関節技などを使うとは! ぐおおおおおっ!(--;;;)
鞠音「ふみゃーーーーーーっ! 新奈から教えてもらったんだみゃ! 腕ひしぎ十字固めだみゃーーーーーっ!(--#####)」
あ、あのパツキンツインテ更新娘が! ぐおおおおおおおっ! いででででで! ぐごぎゃああああああああっ!(--;;;)
こうして鞠音の大活躍により花鈴は助けられるのだった。





――それは数日前のこと。





きらめくような金髪と透き通るような青い目。花鈴のお友達で、やっぱり優しくて、その上すっごく綺麗な美少女新奈が遊びに来ていて、たまたま鞠音と二人きりになった。ご主人様のセクハラに対し一歩も引かなかったとか見事に撃退したとか、いろいろと噂を聞いててとても感銘をうけていた鞠音。
鞠音「みゃああ……(・・)」
新奈「どうしたの?(^^)」
鞠音「新奈すごいんだみゃ。強いんだみゃ。格好いいんだみゃー(・・)」
新奈「ありがとう(^^;;;)」
新奈にとっては好きで覚えた訳ではなく、必要に迫られただけなのだったけれども、鞠音には格好良く見えたようで。
鞠音「あたしに教えて欲しいんだみゃ〜。新奈の必殺技(・・)」
新奈「え?(^^;;;)」
新奈がどうして教えて欲しいのかと問うと鞠音は答えるのだった。
鞠音「悪いやつらから花鈴と鈴那を守りたいんだみゃ。二人ともとっても優しいけど、意地悪されたら抵抗できないんだみゃ。あたしの大切な人達なんだみゃ〜(・・)」
それを聞いて、新奈は快く頷いてくれた。大切な人を守りたいと思う鞠音。彼女もとっても優しい娘なのだった。





…………





あだだだだだ! あだあだあだだだだだ! まままま、待てコラこんにゃろ! それじゃまるで俺が『悪いやつら』の一人みたいじゃねーか(--;;;)
鞠音「みたいじゃなくて悪いやつだみゃ。反省するみゃ!(--#####)」

ぐぎぎぎぎぎ!

のおおおおお! のーーーーーーーーーーっ!(--;;;)
鞠音「毎回毎回花鈴にセクハラばっかしてんじゃないみゃ。何だかよくわっかんないけど庭にテント張ってすごしてるオレンジ色のあんたは多分そんなことしてないっぽいみゃ。パチもんの方がまだマシってことだみゃ(--#####)」
ま、まて! それは聞き捨てならん! あ、あのオレンジ色のした俺もやってることは変わらないのを貴様は知らない!(--;;;)
鞠音「どーでもいーみゃ!(--#####)」

ごぎぎぎぎぎぎ!

んごぎゃああああああっ! ひ、人の話を聞けえええええええええいっ! あんぎゃああああっ!(--;;;)
鞠音「うっさいみゃ!(--#####)」
鞠音はなかなか容赦ない娘だった。





それはそうと、華恋小屋の実態とは如何に!?





続く!











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